初夏

ゴマダラカミキリ

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朝、犬の散歩に出掛けたら、道端をノソノソ歩いていたので、嬉しくなって家に連れ帰った。

幼稚園児だった頃、佐賀の堀端に並んだ柳の木に沢山いた。

息子が、なぜかティッシュを使って、追いかけていた。

そう言えば、今日始めて蝉がないていた。

by 山田テツ  at 18:14 |  未分類 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

桜庭一樹の赤朽葉家の伝説

桜庭一樹、売出し中の女性作家。

「私の男」という作品が最近、直木賞かなんかとって平積みになっていたので、
気になっていた。1作前の赤朽葉を試してみる。

山陰地方の製鉄業の名士一族を支えた女の3代記である。

イヤーまいった。

この祖母と母のキャラやエピソードにインパクトがあって、
本を読んでいないときも、頭の片隅に、このアカクチバワールドが居座ってしまう。

ちなみに、この母役の毛鞠という女性は丙午年生まれ。僕の1つ上。
山陰の田舎町の不良娘がレディースの頭になり中国地方を喧嘩で統一してしまう話しあたりは、
世代が同じだからだろうか、面白さに少し鳥肌モノ。

難点を言えば、
現代を生きる3代目の孫娘には伝説がないこと。現代の、どこにでもいる普通の若者になってしまう。
リアリティはあるが、ちと退屈かな。その辺りが推理小説なのだが、ちょっと無理やりな感じ。
まあ、それまでが面白かったのでこの作者に、もう少しお付き合いするかなという感じ。

この作家は僕より5つくらい若い。
すごい人がでてきたもんだ。宮部みゆきクラスになるかも。



by 山田テツ  at 14:34 |  未分類 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

梅雨の合間

20080630174230
今日は朝から高崎。

肌寒い小雨の中、自宅を出た。

1日缶詰の会議室から駅に向かうと、すっかり晴れた夏空。

高崎で仕事をするときは、なぜかいつも精神的にハードだ。

どう精神的にハードかということを書くと面白いのだが、それは書けない。

サラリーマンだからね。

こんな日は、
一人だけで、自分と家族が慎ましやかに食っていける程度の愚直な仕事ができたらいいなとつくづく、そう思う。

退屈するだろうか。
愚直な仕事。

by 山田テツ  at 17:42 |  未分類 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

手嶋龍一のウルトラダラー

ウルトラダラーとは北朝鮮が作った米100ドル札のニセモノ。

ニセモノだけど、どこからどこまで本物と同じなので、
ウルトラダラーと呼ばている。

この本は、
このウルトラダラーから始まり、
最後は中国帝国の陰謀にまで話が広がっていく、
スパイモノのノンフィクション風小説。

北朝鮮って結局、
中国と米国の地域代理戦争の現場だからこそ、
いろんなことが起こってきているのだが、
その辺のことを再認識させてくれる。

しかし、
情報工作員というかスパイや外交官や官僚の人たちって大変やね。

つくづく庶民サラリーマンである自分の呑気さが、
間抜けだけど、ありがたいな。


だって、
オレは世界の基軸通貨であるドルの権威を守ったり、
核装備する北朝鮮から日本国民を守ったりしないもの。

せいぜい、
日々の自分の家族と生活を守るだけだからね。
まあ、いいか。

それくらいで。

by 山田テツ  at 16:53 |  未分類 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

中場利一の一生遊んで暮らしたい

そう。
岸和田少年愚連隊の人のエッセイ。

タイトルにグッときて買ってしまった。
そうだよなあ、一生遊んで暮らしたいよね。

小学生の夏休みみたいなのが、
ずーと続いたらいいな。まあ、退屈しそうだけど。

でタイトルはさておき中身。

この人は、
チンピラっていうよりヤクザに近い。

本物の。

そして、本物に近いチンピラヤクザって、
本当に厄介でえげつないなということが分かる一冊。

そんなこと、
分かったからってどうなるもんでもないけど、
読んだあとは気合が入るかな。

常に、
やられる前に、
やったるでえ、
みたいな精神状態になれる。

そんなテンションが上がる本。



by 山田テツ  at 19:25 |  未分類 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

たけちゃんにぼしラーメン

20080624124027
先日、深大寺に行ったら店がなくなっていたので、どうしたんだろうと思ってたら、調布の駅裏に引っ越していた。

東京の旨いラーメン屋トップテンとかにも、一時期入っていた店だ。

3年振りくらい。

ありゃりゃ。
全く旨くなかった。

店が変に小綺麗だし、ハゲの店長もいないので嫌な予感はしたが、的中してしまった。

旨いラーメンを作り続けるって案外、難しいんだね。

by 山田テツ  at 12:40 |  未分類 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

角田光代の対岸の彼女

専業主婦が狭い世界から一歩踏み出そうと仕事を始める。

その仕事を始めた会社の女社長との対比というか関わり、
また、その女社長の高校時代の話しが入り乱れて、日常が語られていく。

最後くらいまで読んで、
ようやく思い出した。角田光代って空中庭園のひとだったってこと。

共通するのは、
女性のしたたかさというか厚かましさのような描写が上手いこと。
で、
僕は、その夢のない女性の描き方が嫌いなこと。

そうだった。
この人は女性を美化させない現実主義者なのだ。

で、
女性が美しくない心を持っていることも十分分かっているのだ。
分かっているのだが、そんなお話しを読まされても、嬉しくもなんともない。

この人は書くことに技量があるからつい読んでしまう。
で、
必ず後味の悪い読後感が待っているのだ。

嫌な作家である。

すぐ名前忘れて、
また買っちゃうかな。この人けっこう売れっ子だもんね。

女性の読者に受けてんだろうな。
リアルだとかなんだとか言われて。

腹が立つ。


by 山田テツ  at 18:54 |  未分類 |  comment (3)  |  trackback (0)  |  page top ↑

紫陽花の歯医者

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土曜日の午前中。

一晩降っていた雨が止んだようなので、近所を犬を連れて散歩する。

曇り空の下に、浮き上がったような青い紫陽花。

香りがしない紫陽花を見ていたら、歯が疼いてきたので、目の前の歯医者に入る。

虫歯はナシ。
問題ナシ。

また、雨がポツポツ降り始めた。

by 山田テツ  at 13:37 |  未分類 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

藤崎慎吾の鯨の王

今週の仕事は少々まいった。

毒女がいるのだ。なぜか僕に標的を定めたようで、
あれやこれや攻撃してくる。実に、鬱陶しい女。
まあ今週一杯は我慢することにした。
来週も、しつこいようならキチンと対策を練り、確実に痛い目に遭わせる。

で、
そんな煩わしい日常とは、全く関係ない、この本「鯨の王」。

いきなりアメリカの原潜が深海で何者かに襲われ乗員の半分が死ぬ。
その何者かが、主役のダイマッコウ。体長60メートル。シロナガスクジラの倍の大きさ。

アメリカの原潜と、日本の鯨学者を乗せた深海艇、深海の採掘基地の作業員が三つ巴になって、
ダイマッコウと対峙する。

こんなお話しは大好きだ。

敢えて注文を付けるなら、アメリカの最新原潜と鯨の勝負だけに話しを絞って欲しかった。
余計なことが多く書かれすぎている。

以前、
深海に生き残っていた水竜かなんかの話しがあった。
それとマイクル・クライントンのスフィア。
もちろんメイビル船長の白鯨。

深海ものって、
どうやったっておもしろいな。

潜水艦ものもいいしね。


by 山田テツ  at 20:08 |  未分類 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

海野碧の水上のパッサカリア

ミステリーなんたら新人賞を取った作品。

昼は自動車整備工、夜は始末屋の男の話し。
読んでる最中は、細かい描写に引き込まれて、どんどん入り込むが読み終わると、何も残ってない感じ。

多分この手のミステリーものって、多すぎるから難しいんだろうな新鮮みをだすの。

だけど、
若いときにアメリカのサバイバルキャンプで6年を生き延びたとかいう触れ込みの割には、
敵が犬好きの気のいいヤクザだったり、自分の恋人が死んでも、まあそんなに悲しそうな感じでも
ないしで、なーんか全体的に少しずつもの足らんな。

ハードボイルドってとこまではいってないし。

かんばったで賞くらいかな。



by 山田テツ  at 12:38 |  未分類 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

心の強度

20080609220152
今晩は博多。

九州の盛り場って、夜になると独特のスパイシーな匂いがして、ナーンカ浮き足だつんだよね。

遊ばないけど。

出張の目的の一つに、新人や若手のメンタルチェックがある。

で、ここ最近の若者の特徴があるような気がしてならない。

若者なんていっぱひとからげにするのは、自分のオジサン度を曝すようで嫌なんだけど。
でも、どうも多すぎるからあえて。

僕の通常の価値観からすると、非常に打たれ弱い。

そんなこと誰だってあるってことでも、とても傷ついている。

上司や先輩なんてものは、とにかく威張る生き物なのだ。

叱られたって、表面上は、素直に頭を下げても腹の中では、ボコボコに張り倒してやるべし。

そう思う。

でも偉そうに言えないよな。
40歳のオジサンである僕も、60歳くらいのオジサンに半年くらいボコボコにされただけで、鬱になっちゃったんだから。

社会は意地悪です。

でも、舌をペロッと出しながらスキップしていってほしい。

今後の若者の活躍を祈る。

by 山田テツ  at 22:01 |  未分類 |  comment (6)  |  trackback (0)  |  page top ↑

中場利一のシックスポケッツチルドレン

中場利一といえば岸和田少年愚連隊である。

まあ、ヤンキーものの元祖。
映画も何本かあり、ナイナイが出ていたのを覚えている。
けっこう面白かった。

で、
これは、その愚連隊の小学生版。

主人公は小5のガキ大将。

無茶苦茶な父親がいい。
仕事は嫌いで、酒と博打と女をこよなく愛する親父。

この親父どっかで見たことあるなと、
ずっと思っていたが読み終わってから思い出した。

てつ。
じゃりん子チエの父親テツ。

あの漫画、
おもろかったな。

by 山田テツ  at 21:42 |  未分類 |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑

山田詠美の風味絶佳

ヘッドタイムアイズの人である。20年は昔だったような気がする。読んだはずだが、スッカリ忘れてしまった。

で、
その時から僕には関係ないなということで、ポンちゃんシリーズとかも手を出さずここに至った。

20年の月日が、彼女を変えたのか、僕が変わったのか、多分両方だと思うが。

なんだか、ブランデーが生ビールに変わった感じ。

短編集で、
とても読みやすい人情小説になっていた。

男には、微妙に分からない世界観だが。

by 山田テツ  at 15:20 |  未分類 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

名古屋生活

立て続けに名古屋出張。

今度は3日間。

山本屋の味噌煮込みうどんを食う。

麺が少し固すぎるが、味噌が旨い。

2千円近い値段には、ちょっと退くかな。いくら名物つったって、うどんやからね。

でも、店は繁盛している。名古屋って金持ちが多いんかな。
by 山田テツ  at 12:37 |  未分類 |  comment (6)  |  trackback (0)  |  page top ↑

荒山徹の柳生百合剣

この人は歴史パロディ小説の第一人者である。

そのバカバカしさは一級品。

柳生ジューベー愉快なり。

僕は大好きだけど、人にはオススメできない一冊。

by 山田テツ  at 12:42 |  未分類 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

串カツ

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名古屋駅から10分。
立呑屋に入ってみた。
焼き鳥は全く駄目だが串カツは、旨かった。
名古屋って、なんか落ち着く。やはり子ども時代に近くに住んでからかな。

by 山田テツ  at 19:54 |  未分類 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

電車男

なんで今頃、電車男なのかという疑問もあるが、
ブックオフで100円だったので、が正解。

僕は、オタクやアキバや2ちゃんあたりのものの存在は承認するが、
好き嫌いで言うと嫌いである。

だから、ほっといたのだが、読んでみると案外に面白かった。
物語としては陳腐だけど、バラエティとしては笑える。

主人公への感情移入は、微妙にしにくいが、
応援する2ちゃんの毒男たちの合いの手が絶妙に可笑しい。

ということで、この本アリ。

by 山田テツ  at 18:43 |  未分類 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

深大寺の蕎麦

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神代植物園の薔薇が綺麗だということで、久しぶりに家族でお出掛け。

この辺りでは、ちょっと有名な深大寺の蕎麦を食う。

いい季節だ。
by 山田テツ  at 13:24 |  未分類 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

淀屋橋散歩

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日曜日から2泊3日で大阪に。

ホテルの部屋からは梅田方面の夜景。

全く関係ない話しだが僕はパーティーのようなものが、とても苦手だ。

初めて会う、もしくは顔は知っている程度の人と、何気ない会話をするということができないのだ。

40歳になったって人見知りするのだ。

知らない人は恐い。

by 山田テツ  at 20:46 |  未分類 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

中田永一の「百瀬、こっちを向いて」

人には隠しているが、実は恋愛小説は嫌いじゃない。
いや好きだ。大好きだ。

新しいのが出ると、つい買ってしまうが、
レジに持っていくのが、とても恥ずかしい。
こんな、おっさんが「恋空って・・・ぷぷ」と
レジの姉ちゃんとかは思ってやがるのだ。

エロ本のほうが、開き直れるぶん、おっさん的には平気だ。

そんな勇気を振り絞っているにも関わらず、
なかなかヒットがない。
もしかして、オレ自身に「恋愛ごころ」みたいなモノが欠如してしまったのかも、
などと不安になっていた。
おっさんになると、恋愛は想像すら許されないのかと。

「百瀬、こっちを向いて」である。
この本は、4つの短編からなる堂々たる恋愛小説だ。

とても上品な恋愛小説である。
恋愛していない人にこそ、読んでもらいたい。

今年の恋愛大賞小説は「百瀬・・・」で確定。

by 山田テツ  at 08:32 |  未分類 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

山田テツ

Author:山田テツ
妻一人、子一人、犬一匹との生活。稲城と高田馬場をいったりきたり。

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