初夏

角田光代の対岸の彼女

専業主婦が狭い世界から一歩踏み出そうと仕事を始める。

その仕事を始めた会社の女社長との対比というか関わり、
また、その女社長の高校時代の話しが入り乱れて、日常が語られていく。

最後くらいまで読んで、
ようやく思い出した。角田光代って空中庭園のひとだったってこと。

共通するのは、
女性のしたたかさというか厚かましさのような描写が上手いこと。
で、
僕は、その夢のない女性の描き方が嫌いなこと。

そうだった。
この人は女性を美化させない現実主義者なのだ。

で、
女性が美しくない心を持っていることも十分分かっているのだ。
分かっているのだが、そんなお話しを読まされても、嬉しくもなんともない。

この人は書くことに技量があるからつい読んでしまう。
で、
必ず後味の悪い読後感が待っているのだ。

嫌な作家である。

すぐ名前忘れて、
また買っちゃうかな。この人けっこう売れっ子だもんね。

女性の読者に受けてんだろうな。
リアルだとかなんだとか言われて。

腹が立つ。


by 山田テツ  at 18:54 |  未分類 |  comment (3)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

足跡がてらにコメントのこしときまーす(*≧m≦*)
更新たのしみにしてますね。
またきまーすヾ(≧▽≦)ノ
by 鉄人 2008/06/23 21:29  URL [ 編集 ]

わー気が合いますね。わたしもこの方の本苦手です。
(対岸の彼女は未読ですが・・)
わりとよく「すれ違う夫婦」や「壊れた家族」
みたいなのが出てくるのですが、
壊れたり、はみ出したり、欠落したりしてる人や関係を
扱わなくても物語を紡いでほしいというか・・
深いテーマなようでいて、読むとステレオタイプでいつも少し残念な気持ちになります。
by mk 2008/06/24 22:04  URL [ 編集 ]

そうそう。
文章旨いんだからストレートを投げて、
たまに変化球でストライクを取って欲しいんだけど、
3球ともフォークで空振り三振みたいな、
後味の悪さなんですよね。

意地悪な姑とか、
無関心な旦那とか、確かにいるんだけど、
せっかく楽しみたいのに、そんな人ださなくてもなんだよね。

共感。

by テツ 2008/06/26 19:11  URL [ 編集 ]
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

山田テツ

Author:山田テツ
妻一人、子一人、犬一匹との生活。稲城と高田馬場をいったりきたり。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
最新の記事
あし@

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる