初夏

コムスンの問題

コムスンの問題について少し触れる。

僕も福祉の業界に参入した企業の一人だったので、
現場の様子がリアルに推測できる。

コムスンは、ひどい会社であることは間違いない。
雑で質が低い(そこで働く人任せでサポートなし)ことは、
業界の常識である。
しかし、
その他でも大差がないところのほうが多いので、
ある意味、目立っていたので厚生労働省から狙われたとも
いえる。

では、
なぜここで叩かれたのか。

理由は2つ。

1つ
介護の供給量がある程度足りてきた。
つまり劣悪なところを淘汰してもなんとかなる段階に
なってきたと厚労省が判断した。

も1つ
小泉改革の「官から民へ」の巻き返しが始まった。
つまり官僚(この場合は厚労省の役人)や社会福祉法人や自治労など、
いわゆる官の反撃が許容される内閣(世論も)になった。

ちなみに、
僕は、この官僚のやり口に怒りを感じることはない。
どちらかといえば、遅いくらいだ。

そんなことより、
福祉や教育や健康に金が掛かるのにかけようとしない、
この日本人のお子ちゃまぶりにあきれるばかり。
問題の本質は、
ヘルパーの収入の少なさとその仕事の負荷が、
全く見合っていないという事実だ。

つまり
コムスンもニチイもベネッセも社会福祉法人も全部同じ問題を
抱えている。そして、一切解決される目処はない。

老人になって、
金がなくて身体が動かなくなったら、
判断力があるうちに早く死んだほうがいい。
そんな国 ニッポン。





by 山田テツ  at 17:43 |  時事 |  comment (4)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

by ともこー@(^_-) 2007/06/14 18:46  URL [ 編集 ]

どうなるの?

今のお年寄りもですが
私達がサービスを受ける頃
一体どうなっているでしょうか・・・

福祉と営利は両立しないですか?
営利がなくては成り立たない
民営では無理なんでしょうか。

とにかく先の見えないこのニッポンでは
お金がなくても元気でいなくては。
そしてある日ぜんまいが止まるように死ぬ。
ピンピンコロリが目標ですね。
by ゆきママ 2007/06/14 22:13  URL [ 編集 ]

福祉と営利の両立

福祉と営利の両立すると思うよ。
今はできていないけど。

格差(金を持っているかの)を社会がきちんと受け入れて、貧乏な人はパブリックによる福祉でぎりぎりの介護、金持ちの人は老人でも税金払って、自分は民間のプライベートサービスを受ける。

ちなみに、高齢化はアメリカを除くほぼ全ての先進国の最大の課題だから、少し先輩の欧州あたりに、ましな見本があるかもしれない。

移民の受け入れあたりがポイントだろうか。

by テツ 2007/06/15 08:42  URL [ 編集 ]

年金問題の煙幕

ともこーくんの引用
年金問題の煙幕という見方確かに腑に落ちるな。

しかし、
コムスン程度じゃ忘れられはしないだろうから自民党と厚生労働省の小役人が打つ次の手はナンだろう。

ニチイあたりの同業も摘発して火の手を更に広げるか。同じ福祉でも保育関係の企業をついでに叩くかだろうけど、
グッドウイルの社長のように目立ってないとマスコミの食いつきがイマイチなんだよね。

業界(監督官庁)変えて、楽天とかソフトバンク、USENあたりはおいしい。



by テツ 2007/06/15 08:55  URL [ 編集 ]
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Author:山田テツ
妻一人、子一人、犬一匹との生活。稲城と高田馬場をいったりきたり。

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