初夏

戦争と世界経済

仮説でしかないけど、嫌なことを書く。

うちの資産は、主に海外の株式や債券という形で広く薄く持っている。
そうすると、世界の経済状況とうちの資産は概ね同じ動きをする。
世界経済の動向を自分の懐という形で生々しく感じられるのは、なかなか悪くない。

ちなみに、
ここ1年くらいでうちの資産は15%くらい目減りした。
世界経済が縮小したように。

で、ここからが本題。
実は、ほとんど世界中の株式が下げていたが、唯一中国だけは、踏ん張っていた。
しかし、オリンピックの開幕と同時に、中国株がどんどん下がり始めたのだ。
まあ、オリンピック特需でもあった訳だから予想されたことなので、驚きはしなかったが、
明るい材料が一つもなくなってしまったことは、喜ばしいことではない。率直なところ。

そんな中、
世界経済とは、一見無関係とも思われるニュースが入ってきた。
ロシアがグルジアに侵攻した。と、すかざずアメリカがその侵攻を批判する。
ポーランドにロシアを仮想敵国としたミサイルをアメリカが配備する。
と、同時に、アメリカがアフガニスタンではテロとの前面戦争を宣言し、
北朝鮮も再び突き放す。あっという間に世界はきな臭くなったのだ。

で、
僕が瞬間感じたのは、
これでアメリカ経済が一時的に持ち直す起爆剤になるな、と思ったということ。
誰でも知っているが、アメリカは世界ダントツトップの軍需産業国家である。
つまり、戦争が起こると軍需産業の景気が上がり、株価も上がり、経済は活性化するのである。

ロシアが仮想敵国なんて、冷戦みたいで、とても戦争屋にとっては、おいしい状況だ。

戦争は、悪である。あたりまえ。
でも、その悪である戦争を演出することによって(グルジアでは実際に死人が出ているが)、
株屋は儲かるのだ。いい言い方をすると世界経済が救われるのだ。
マスコミでは誰も言わないが、マケインさんという冴えないオッサンがオバマさんを抜こうとしている。
このマケインさん、イラクから撤退するどころか戦線を拡大させようとしている元軍人。
人気が出るのも分かる気がする。

その昔、
太閤秀吉は、疲弊した日本経済を復興するために、2つのことをやった。
土木と戦争。

人類は進歩しないなあ。

なあ、なんてことを暢気に言っていていいのか俺。
複雑。



by 山田テツ  at 10:44 |  未分類 |  comment (9)  |  trackback (0)  |  page top ↑

オリンピックとメダル

プラプラしているせいもあって今回のオリンピックは、比較的よく見た。

テレビ番組もオリンピックが終わったということで、総括うんぬんを始めている。
で、さきほど、選手団長の福田某がテレビに出てきて総括のようなことをしていた。

もっともらしいことを色々言っていたが、
主旨は「メダル取るから金を出せ」ということ。

テレビの制作サイドもその意見大いに結構という作り方である。

なんだか、ひどく嫌な気分になった。
下品で、子どもじみているその主張に、困惑する。

中国のメダル数が世界一になったこと、韓国にも負けたこと、イギリスが伸びたこと、
メダルが欲しけりゃ国家戦略として金を出せと仰る。出すべきだと仰る。

しかも、裾野を広げるためにも国民全員がスポーツに触れ心身を鍛えるべきだとも言う。
僕も国民の一人なので、急にこちらにまで話を振られてぎょっとする。
心身のことなんて国にどうこう言われたかないし、スポーツなんかしたくない。
大きなお世話だ。

中国がメダルを沢山取ったことが日本の国民は、羨ましいのだろうか。
ああなりたいと皆思っているのだろうか。
韓国の野球選手たちの必死さを賞賛しているのだろうか。

そうじゃないだろうと思いたい。
国策としてメダルを取るなんて、なんて貧しい思想だろう。

ヨーロッパの国、
オランダとかフランスとかスペインとか、とてもいい感じだ。
自分たちの国で楽しまれているスポーツが前提にあって、その中から自然に、
優秀な選手が生まれて、そしてオリンピックというイベントに参加して、
勝ったり負けたりして、メダルもボチボチ取る。
メダルは数ではない。どういう人がどういう心持でメダルを取ったかだと思う。

日本も、そういう大人な国になってもらいたい。

メダルの数を競う餓鬼の国でいいはずがない。
そう思う。


by 山田テツ  at 09:24 |  未分類 |  comment (3)  |  trackback (0)  |  page top ↑

働くということ

20080807150026
会社を辞めることを決めてから、約1ヶ月、明日、後1日で会社生活も終わる。

大学4年の秋、とりあえず会社にでも入っておくかという、適当な感じで決めた会社だが仕事を始めてみると、ケッコウはまってしまい、こんなにも長くいることになった。

会社は辞めるが、働くという基本的なことは、これからも続けていく。

こんなに、働くということを考えたことは、なかった。

自分の頭を使って考えるという、当たり前のことが、こんなに大変で苦しいとは驚きである。

でも、自分は、まだ考える力が残っていたということに、少なからずホッとしている。

後1日。
明日、家に帰るとき、どんな気分だろうか。
by 山田テツ  at 15:00 |  未分類 |  comment (7)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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Author:山田テツ
妻一人、子一人、犬一匹との生活。稲城と高田馬場をいったりきたり。

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